セット内容 HCプライマーNB 塗り重ねプライマー 8kgを１セット、HCエコプルーフ 平場用 18kgセットを2セット、HCエコトップ カラー グレー 14kgセットを１セットです。
増し塗り工法とは、既存防水層がウレタン防水の場合、防水層を塗り重ねする工法のことです。
ウレタン防水かどうかの見分け方。
防水面がシームレス（つなぎ目がない）。
つなぎ目などがあれば、シート防水であると判断が出来ます。ウレタン防水は防水塗料を塗る為、シートとは異なりつなぎ目がありませんが、通気暖衝工法という工法の場合は通気暖衝シートが防水層の下に敷かれている場合があります。
弾力の確認をします。指で押した時に弾力があればウレタンである可能性が高いです（爪を立て押し込むとへこむ）。
以上、ウレタン防水かどうかの見分け方です。
ウレタン防水に限らず、施工の目安は大体１０年に１度です。
保護トップは高耐候性の塗料でない限り３から５年以内に１度は塗増し（塗替え）が目安です。
保護トップの塗り重ねだけで良い方は、１液で施工も簡単なHPトップシリーズをおすすめします。
HPトップPA 標準色 非歩行用 15kg缶（軽歩行用も取扱いありますが非歩行がよく売れてます）
下塗りで
アスファルトシーラーも入れてください。
次に、ウレタン防水の増し塗りの工程をご説明します。
工程表
１ 素地調整（被塗面の洗浄やひび割れ補修など）
塗面のホコリ、汚れ、カビ、剥がれかかった塗膜などを、ワイヤーブラシや皮スキなどで取り除き、ブラシ水洗又は高圧水洗をします。
ひび割れした個所をウレタンシーリング材（
SUシーラント 320ml カートリッジ 10本箱 グレー）で補修します。
屋上保護モルタル面（１から２ｃｍ幅の目地があります）へ、防水施工する場合は、 通気暖衝工法（プロ向け）をお勧めします。
２ ウレタン防水用プライマーを塗ります。
プライマーには種類がありますが、今回は既存防水層がウレタン防水の場合に塗るプライマーをセットにしています。
専門用語では、層間プライマー、塗り継ぎプライマーと言います。
１平米あたり0.1から0.15kg 塗布してください。目安としては、１缶で約53.3から80平米ほど、ご利用出来ます。（下地の状態による）
３ ２液型ウレタン防水材を２回塗ります。
HCエコプルーフ 平場用 18kgセット
１回目 1.6kg/平米 塗布。
２回目 1.0kg/平米 塗布。
ベランダ 一般屋上用 (2mm厚):2回塗布して１セットで約6.9平米塗布できます。（下地の状態による）
約7平米×2.6kg/平米÷18kg＝1.01缶
今回のセット内容では２セット 約14平米分です。
屋上に使用される場合は、もう少し量が必要かもしれませんが、その場合は個別で販売もしているので追加注文をしてください。
HCエコプルーフ 平場用 18kgセット
立上り用に関しては、今回のセット内容には含んではいません。
HCエコプルーフV 立上り用 18kgセット
１回目 1.0kg/平米 塗布。
２回目 1.0kg/平米 塗布。
ベランダ 一般屋上用 (2mm厚):2回塗布して１缶で９平米塗布できます。（下地の状態による）
約9平米×2.0kg/平米÷18kg＝1缶
※ 平場用と立上り用の違いは粘度です。立上りに平場用を塗布した場合、ダレやすくなります。
※ 一度に塗布しようとした場合、硬化不良の原因となりますので、必ず２回目はインターバルをおいてから塗布してください。
塗り重ねる場合は、16時間以上72時間以内
４ ２液型ウレタン防水 保護トップ
HCエコトップ グレー 14kgセットを１回塗ります。
0.2kg平米 塗布。
約70平米×0.2kg平米÷14kg＝1缶
材料が余っても、（乾燥後）２回塗りはしないでください。
表面が剥離する原因となります。２回塗りするよりも１度で丁寧に塗ることをオススメ致します。
メーカーの規定量を守ることが長持ちする防水となります。
おすすめのローラーは、
あおおびグリーン(高粘度塗料)です。
今回のセット内容には含まれておりません。
約14平米分以上、まとめて購入の場合、気軽にご連絡ください。
別で専用ページも作れます。
施工要領書などもご用意可能。
無断転載 禁止
沖縄 離島の方は【ご購入前にご連絡ください】
makeshop@e-must.co.jp
