ウレタン防水 実践Q&A|施工と仕様の実務知識
このページをシェアする
「もっと深く知りたい!」
「下地処理や調整って具体的に何をするの?」
「ウレタン防水ってどれくらい長持ちするの?」
DIYでの防水工事に少し慣れてくると、基本やトラブル防止だけでは物足りず、より専門的なことが気になってくる方も多いはずです🤔💡
このページでは、そんな方のために ウレタン防水の専門知識 をQ&A形式でまとめました✨
施工の詳細は現場や仕様によって様々です。
こちらでご紹介した以外にも確認すること、注意することもあります。
ウレタン防水をするとき、したいときに気になることがあれば
防水材料屋一番 までお気軽にお問合せください💪
防水施工のプロがお答えいたします。
※他店で購入した材料は購入店舗にご相談ください。
お問合せはいつでも・カンタンにできる LINE がおすすめ✌
商品のURL🔗やスクリーンショット、写真📸などを添えてお問合せいただけるとスムーズです
ウレタン防水材を塗るときの具体的なコツをおしえて
「膜厚を確保する」「塗り重ねの間隔を守る」「塗り重ね処理を正しく行う」
この3つを守ることで、DIYでもプロ並みの仕上がりに近づけます💡
✅ 膜厚を確保するためには
- ・一度に厚塗りしない(ひび割れの原因に)
- ・2〜3回に分けて塗る(メーカー規定に準ずること)
- ・材料の使用量は面積ごとに計画的に割り当てる
こうすれば「厚く塗りすぎ」「膜厚不足」の失敗を防ぎ、効率よく施工が進められます。
👉 材料割り当ての具体例は画像にてご説明👉
✅ 各工程の硬化時間を守りましょう
硬化不足は 剥離や硬化不良 の大きな原因⚠
施工スケジュールの目安をご紹介します。
(※気温や湿度によって硬化時間は変わるので、必ず製品のカタログや仕様書で確認を!)
- ① プライマー
・塗布後 3〜4時間硬化
・指で触って乾燥していることを確認してから中塗りへ - ② 中塗り1回目
・プライマーが乾燥してから施工
・硬化時間は 24時間以上 - ③ 中塗り2回目
・1回目から 72時間以内 に塗り重ね - ④ トップコート
・中塗り後 72時間以内 に施工
※重複して記載しますが上記、時間は目安です。
※夏は早く、冬は硬化が遅いです。
✅ 正しい塗り重ね処理
- ・塗り重ねの際に間が空きすぎてしまった場合
→ 塗布間隔(20℃)が3日以上の場合、層間プライマーの再塗布が必要です。 - ・施工途中で雨が降ってしまった場合
→ 次の順序で塗り重ねをしましょう🤗- ① 表面のホコリ・汚れを清掃する
- ② 層間プライマーを均一に塗布する
- ③ 乾燥後に上塗りや塗り継ぎを行う
❌ 絶対NG!
- ・汚れを拭かずにそのまま上塗り
- ・プライマーを省略して次の層を重ね塗り
※この場合、防水層が後から剥がれたり、膨れたりするリスクが高まります。
以上、防水材を塗るときのコツをご案内しました💁
施工面積や材料容量の計算は少し複雑に思えるかもしれません。
そんな時はお気軽に 防水材料屋一番 へご相談ください。
あなたの施工計画をサポートいたします💪
※他店で購入した材料は購入店舗にご相談ください。
防水材を小分けにして使いたい!注意点をおしえて
「一度で全部は使いきれないな…次回も使いたいな…」
ウレタン防水をしたとき、そんなふうに思う方も多いのではないでしょうか?
ここでは、ウレタン防水材を小分けにして保存・使用するときの注意点をまとめました🍀
🐤 ウレタン防水材を小分けにする場合の注意点 🐤
- 主剤と硬化剤は、必ず所定の比率で計量カップを使い計量してください。
👉「目分量」は絶対NG!狂いの原因になります。 - ・主剤
一度開けたらしっかり密栓し、できるだけ早めに使い切りましょう。 - ・硬化剤
分離や沈降していることがあるので、一度よく攪拌機を利用し撹拌して均一にしてから小分けしてください。
🌀 主剤・硬化剤の混ぜ方 🌀
ウレタン防水材(2成分タイプ)の混合手順をご紹介します。
例:サラセーヌ・エコプルーフの場合
- ① 主剤をポリバケツなどの容器に入れる
- ② あらかじめ攪拌した硬化剤を加えて、しっかり混ぜる
例:プルーフロンの場合
- ① 硬化剤を容器に入れて予備攪拌する
- ② そのあと主剤を加えて混ぜる
💡 ポイント
角缶を容器にすると「隅が混ざりにくい」ので不十分になりがち。
3枚羽の電動撹拌機で、低速で3分程度混ぜて下さい。
丸いポリバケツがおすすめです✨
⚠ 主剤・硬化剤の混合比率がずれたとき ⚠
- ・主剤が多いと…
硬化後の塗膜が硬すぎたり、発泡してしまうことも。 - ・硬化剤が多いと…
硬化不良や、茶色っぽいまだら模様の変色が出ます。
→ この場合は必ず完全撤去+溶剤拭きで除去してください。
正しい手順で扱えば、防水材はしっかり力を発揮してくれます💪✨
ぜひ参考にしてみてくださいね🐶💖
下地処理や下地調整ってなに?どんなことをするの?
下地処理、下地調整はウレタン防水を成功させるのに大切な工程です。
「はやく施工を終わらせたい…」
「ちょっとくらいなら平気でしょ?」
そんな気持ちで下地処理や下地調整で手を抜いてしまうと、せっかくのウレタン防水がすぐにダメになってしまいます。
また下地処理、下地調整と一言でいっても現場や環境によって必要になる施工は様々です。
細かな確認と適切な処置で、ウレタン防水をキレイに、長持ちするように施工しましょう🙌
👉 おすすめシーリング材
SUシーラントQUICK NB
一般のポリウレタン系シーリング材より硬化する時間が短いのでお薦めです。
ウレタン防水では ⭕ポリウレタン系シーリング材 を使いましょう。
中にはウレタン防水材と相性の良くない製品もあるので、使う前に確認しておくと安心です。
- ❌ シリコーン系
- ❌ ポリサルファイド系
相性NG → 接着力が弱く、剥がれや汚れ、硬化不良の原因に
👉 おすすめ下地調整剤
レベモルカチオンワンシリーズ
ウレタン防水では下地調整・下地処理に、ポリマーセメントモルタル(セメント+樹脂で改良したモルタル)が接着力・耐久性から推奨されます。
とくに「レベモルカチオンワン」は次の点でオススメです👌
- ✅ 水と混ぜるだけの一材型で扱いやすい
- ✅ 水性〜溶剤系まで、幅広い仕上塗材の下地調整に対応
ウレタン防水はどのくらいもつの?塗り替えの時期や注意点をおしえて。
適切に施工されたウレタン防水は、10年以上 JIS規格の性能を維持できることが実証されています。
ただし耐久性は以下の条件で変わります👇
- ・歩行頻度
- ・トップコートの塗り替え有無
- ・膜厚(施工精度)
- ・環境条件(日射・雨・湿気など)
- ・下地のひび割れの有無
✅ ウレタン防水の塗り替え時期
- ・3〜5年でトップコートの塗り替え
- ・10〜15年ごとの再施工(増し塗りなど)が推奨
💡フッ素やアクリルシリコーンなどの高耐久タイプのトップコートを使えば、サイクルを延ばすことも可能です。
✅ トップコート塗り替え手順
※既存防水がウレタン防水の場合
- ① 層間プライマー(下塗り)
- ② トップコート(上塗り)
👉 おすすめ施工例:
アクアウレタントップU 3kgセット / 15kgセット
こちらのトップコートは① 層間プライマー(下塗り)を省略可能です。
⚠ 水性トップコート / 溶剤系トップコート ⚠
既存のトップコートが 水性トップコート の場合、
溶剤系トップコートを塗り重ねると「膨潤・リフティング・剥がれ」が起こる可能性があります。
水性トップコートの塗り替えには水性トップコートを選ぶのが安全です👍
トップコートについておしえてほしい!どんなものを選ぶ?どうやって施工する?
トップコートは、ウレタン防水の表面を保護する重要な塗料です。
- ・太陽の紫外線による劣化を防ぐ
- ・表面の傷や摩耗から防水層を守る
- ・施工時のタッチアップや意匠性向上にも役立つ
長持ちさせるには、性能の高いトップコートを選ぶことが重要です。
- ・高耐候性・遮熱性能のあるトップコートを選ぶ
- ・トップコート自体は防水性はないが、防水層を紫外線劣化から守る
- ・価格はやや高めだが、耐久性を重視する場合は推奨
⚠ 施工時の注意!
- ・リフティングに注意!
- ・刷毛の毛抜けに注意!
リフティングとは?
トップコートにシワが寄る現象です。
原因:
- ・1層目のトップコートが硬化不十分な状態で2層目を塗布
- ・1層目と下層の防水材の接着不良
- ・2層目の溶剤で1層目が膨潤し、シワが現れる
対策:
- ・1層目の塗膜が十分に硬化してから2層目を施工する
※多くのメーカーはトップコート(上塗り)は1回塗りです。
✅ 結論
トップコートを正しく施工することで、防水工事の耐久性と美観を保つことができます。
X1仕様ってなに?通気緩衝工法?密着工法?
X-1仕様(通気緩衝工法)
→ 下地の水分を逃がせて、膨れ・剥がれに強い✨
通気緩衝シートの上に、ウレタン塗膜防水を塗り重ねる工法です。
✅特徴
- ・脱気装置を通じて下地内の水分を逃がせる✨
- ・施工後の「膨れ」「剥がれ」のリスクを最小限に抑える
- ・耐久性が高く、長期的にも安心💡
🤔脱気装置ってなに?
平場用 → 脱気筒
立ち上がり用 → 脱気盤
👉 内部は空洞になっていて、空気や水蒸気をスムーズに排出できます。
📏 設置目安:50㎡に1個、スラブの水上に配置。
X-2仕様(密着工法)
→ シンプル&コスパ良し、形状が複雑な場所にも対応◎
下地に直接、ウレタン防水材に補強クロスを入れて塗布するシンプルな工法です。
✅特徴
- ・複雑な形状でも 継ぎ目のない防水層 をつくれる
- ・比較的安価で施工可能💰
ALC構造にウレタン防水は使えますか?
✅ ALC(軽量気泡コンクリート)にウレタン防水は不向き
ALCとは、セメントに細かい気泡を入れてつくられた軽量建材です。軽くて扱いやすく、断熱性・耐火性に優れているため、住宅やビルの外壁・床・屋上などに幅広く使われています。
しかしその反面、建物の動き(伸縮や揺れ)が大きいという特徴があります。この動きにウレタン防水が追随できず、ひび割れや剥がれが起きやすくなるため、メーカーでもALCへのウレタン防水は推奨されていません💦
✅ ALCにおすすめの防水工法
- ・伸縮に強いシート防水が安心です。
- ・当店ではゴムシート「ニッタエキストラ」を取り扱っています。
- ・塩ビシートやアスファルト防水も利用可能ですが、ネット販売での取り扱いは限られています。
👉 建材に合った防水材を選ぶことが、耐久性と安全性を高める大事なポイントです。
✅ どうしてもウレタン防水を施工する場合
「通気緩衝工法(自着シート使用)X-1工法」での施工をおすすめします。以下はAGC製品を使った手順です。
- 1 下地処理
下地に「レベモルカチオン(スズカファイン製)」を塗布。 - 2 プライマー塗布
立上りや架台には「コンクリート・モルタル用プライマー サラセーヌP」を塗布。 - 3 補強処理
- ・入り隅部や立上りの目地は「絶縁テープN150」で補強し、立上り用防水材を1.0kg/㎡程度シゴキ塗り
- ・立上り補強布は通気緩衝シートに10cm以上かぶせる
- ・平面部は通気緩衝シートを貼り、ジョイントはテープ処理
- 4 仕上げ
ウレタン防水層を施工し、トップコートで仕上げ。
✅ 施工要領書のご案内
さらに詳しい手順をまとめた施工要領書もご用意しています。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
※当店で商品をご購入いただいた方に限ります。
ここではウレタン防水をより深く理解するための専門的な知識をQ&A形式でまとめました。
施工のコツや下地処理の重要性、耐用年数やトップコートの役割など、DIYにも役立つヒントは見つかりましたか?
💡 大切なのは「下地の状態を整えること」「正しい比率・方法で材料を扱うこと」「仕様に合った施工を選ぶこと」。
この3つを意識するだけで、防水の仕上がりや耐久性は大きく変わります✨
防水材料屋一番 は、防水材・塗装材の専門ショップ。
プロの現場からDIYまで、全国どこでもお届けしています。
「自分に合う材料はどれ?」
「やってみたいけど不安…」
そんな時はぜひお気軽にご相談ください😊
※他店で購入した材料は購入店舗にご相談ください。
お問合せはいつでも・カンタンにできる LINE がおすすめ✌
![]()
お問合せしたい商品の🔗やスクリーンショット、写真📸を添えてお問合せいただけるとスムーズです
📑 関連ページリンク
送料無料
見積無料